2023/04/21
LAGUIOLE en Aubrac

愛着のあるものは修理しながら長く付き合う。

10年前にパリに行った時に購入した「ラギオール」のソムリエナイフ。
フランス南西部ラギオール村の職人さんたちが始めた工房。
1人の職人さんが素材の切り出しから最後まで責任を持って
愛情込めて仕上げているんだそう。
ソムリエやワイン愛好家の方々に愛される歴史あるブランドで
丸みのある美しいフォルムと手にしたときの心地良さや使いやすさ、
使うほどに変化していくエボニーウッドもお気に入り。

少しぐらついてきたので修理が可能なのか独自で調べてみました。
パリのサン=ルイ島にラギオールカトラリーのお店を発見。
すぐにメールで修理を依頼したところ、
「あなたの持っているソムリエナイフは本当に我々のブランドですか?
写真を見せてください」
との返信が来たのですぐに画像を送り
「確かにラギオールのものです。修理します」
「2月にパリに行くので持っていきます!」
こんなやりとりをしながらパリへ。

Marie橋(Pont Marie)を渡ってサン=ルイ島へ。
少し歩くと右側にある小さなお店にたどり着きました。
「Bonjour。私は東京からメールしました。
私のソムリエナイフを修理してほしい」
「1ヶ月かかるから出来上がったら送ります」

伝票に東京の住所と名前などを記入したのだけれど、
多分この上にあった伝票の文字が映っていたりしたので
ちゃんと届くのだろうか?と少し不安に。。。

しかし本日! 
FedExから連絡が!
無事に到着したのです!!!

一緒に入っていた書類を見ると
FranceのAveyron県に位置するEspalion地区にある
「LAGUIOLE en Aubrac」の住所が。
パリから工房へ送り、修理をして東京へ送ってくれたのです。
そして修理費も配送料も無料。

さすがのクラフツマンシップ魂に感動。

とても綺麗に生まれ変わっていて。

これからも大切に使っていきます。

Merci!

LAGUIOLE coutellerie
35 rue des Deux Ponts,75004 Paris France